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NvidiaとOpenAI、オハイオ州データセンター向けに最大 2500 億ドルの融資保証を交渉中

NvidiaとOpenAI、オハイオ州データセンター向けに最大 2500 億ドルの融資保証を交渉中
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ウォール・ストリート・ジャーナルが 2026 年 7 月 26 日に報じたところによると、 Nvidia が OpenAI に対して最大 2500 億ドル(約 37 兆 5000 億円)の融資保証を提供する交渉が進んでいます。 CNBC も独自取材でこれを確認していますが、交渉は現在も継続中であり、条件は今後変わる可能性があるとしています。

本プロジェクトの事業主体は SoftBank グループ傘下の SB Energy です。同社がオハイオ州パイク郡ピケトンの旧ポーツマスガス拡散プラント跡地( 3,775 エーカー)に「PORTS テクノロジーキャンパス」を開発・建設し、完成後の施設を OpenAI に貸し出す形を取ります。 OpenAI は 20 年間のリース契約を結び、施設の稼働開始後からリース料を支払う想定です。完成時の電力容量は 10 ギガワットと、米国全体のデータセンター稼働容量の半分以上に相当します。チップ調達コストを含む総事業費は 5000 億ドル(約 75 兆円)を超える可能性があり、過去最大級の規模となります。 2026 年 3 月 20 日には孫正義氏や米国閣僚らが出席のもと起工式が行われました。

ここで問題となるのが、 OpenAI の信用力です。 OpenAI は現時点で投資適格の信用格付けを持たず、単独では大規模な資金調達が困難です。 SB Energy が建設資金を市場から借り入れる際、テナントである OpenAI の信用力が低いと金利が上がり、資金調達コストが膨らみます。そこで Nvidia が OpenAI の「保証人」として名乗りを上げたのが今回の交渉です。 Nvidia が 2500 億ドル(約 37 兆 5000 億円)を上限に、 OpenAI が支払いを履行できない場合は肩代わりすると約束することで、 SB Energy の借入金利が下がり、返済条件が有利になる仕組みです。 Nvidia が即座に資金を拠出するわけではなく、あくまで「いざとなれば払う」という信用補完です。第 1 フェーズの 800 メガワット分は 2028 年の稼働を目指しており、 Nvidia はこれとは別に OpenAI のチップ購入資金として最大 3500 億ドル(約 52 兆 5000 億円)の融資も交渉中とされています。

Nvidia にとってのメリットも明確です。保証の提供と引き換えに、同キャンパスの独占的な GPU サプライヤーとしての地位を約 10 年にわたって確保できます。キャンパスは Nvidia の最新アーキテクチャ「Vera Rubiin」プラットフォームで稼働する計画であり、チップ販売の長期的な受注につながります。

ただし、この構造には批判もあります。 Nvidia が保証を提供して OpenAI の資金調達を支援し、その資金が最終的に Nvidia の GPU 購入代金として戻ってくる「循環融資」との指摘です。 AI 需要の実態が見えにくくなるリスクがあるとして、この報道を受け Nvidia の株価は月曜日に 4 %以上下落しました。