Waymo 自動運転・ロボタクシー

Waymo、2027 年末までにフリートを 5 倍( 2 万台)に拡大する計画

Waymo、2027 年末までにフリートを 5 倍( 2 万台)に拡大する計画
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Alphabet の自動運転部門 Waymo が、現在の約 4,000 台から 2027 年末までに 5 倍の 2 万台へと車両規模を拡大する計画を持っていることが 2026 年 10 月 19 日に明らかになりました。

資金調達の面では、同社は 2026 年 10 月 8 日に 50 億ドル(約 7,500 億円)の融資契約を締結しました。PIMCO や Blackstone、Sixth Street が主要な貸し手として参加し、Goldman Sachs が主幹事を務めています。注目すべき点として、今回の借入は親会社 Alphabet の保証なしで行われた初めてのケースとなりました。同社はこれを、収益を生み出す事業体として自立する上での重要な節目と位置づけています。なお今年初めには株式による 160 億ドル(約 2 兆 4,000 億円)の資金調達も完了しており、その際の企業価値は 1,260 億ドル(約 18 兆 9,000 億円)と評価されています。

拡大は段階的に進める計画で、まず 2026 年末に 8,000 台を達成し、その後 2027 年末に 2 万台を目指します。車両は吉利汽車(Geely)傘下の Zeekr が製造する「Ojai」と、現代自動車が提供する Ioniq 5 の 2 車種で賄う予定です。現代自動車は 2028 年までに 5 万台を供給する契約を結んでおり、その総額は約 25 億ドル(約 3,750 億円)に上るとされています。

事業の成長という観点では、週あたりの有料ライド数が 2024 年 5 月時点の 5 万件から現在は 50 万件へと急速に伸びています。現在は米国 8 州 15 都市でサービスを展開しており、海外では 2026 年末のロンドンを皮切りに、2027 年に東京とミュンヘン、2028 年にシンガポールへの進出を計画しています。

同社はまだ自動運転タクシー事業では黒字化を果たしてはいませんが、競合の Tesla の無人有料タクシーが現時点で 540 台にとどまっていることを踏まえると、Waymo が計画を着実に実行できれば、業界内でのリードをさらに広げることになりそうです。