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Anthropic の年換算売上高が $65B(約 9 兆 7,500 億円)を突破、IPO に向けた準備も進む

Anthropic の年換算売上高が $65B(約 9 兆 7,500 億円)を突破、IPO に向けた準備も進む
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AI スタートアップの Anthropic の年換算売上高(ARR)が、2026 年 7 月末時点で $65B(約9兆7,500億円)を超えたことがわかりました。Bloomberg が 8 月 17 日に複数の関係者の話をもとに報じたもので、同日に Reuters と CNBC も別の情報源から内容を裏付けています。Anthropic 自身はコメントを出していません。

売上高の伸びは急速です。2025 年末時点では約 $9B(約1兆3,500億円)だったのが、2026 年 5 月に $47B(約7兆500億円)、7 月末には $65B(約9兆7,500億円)超へと拡大しました。1 年前と比べると約 7 倍という水準です。

四半期単位で見ても成長は際立っています。2026 年 4〜6 月期( Q2 )の売上高は速報値で $11.5B(約1兆7,250億円)超となり、前年同期の $787M(約1,180億円)から 14 倍以上に膨らみました。同四半期には調整後の営業損益が黒字に転換したことも Bloomberg は伝えています。

成長を引っ張っているのは、主に AI コーディングツール「 Claude Code 」です。大企業の開発チームへの導入が相次いでおり、エンタープライズ向けに注力する Anthropic の戦略が奏功しています。消費者向けサービスに力を入れる OpenAI とは異なる路線が、高い売上成長率として表れているとアナリストは見ています。なお競合の OpenAI の年換算売上高は直近で $40B(約6兆円)とされています( CNBC が先週報道)。

IPO の準備も本格化しています。Anthropic は 2026 年 6 月に米証券取引委員会( SEC )へ目論見書を非公開で提出し、主幹事には Morgan Stanley 、Goldman Sachs 、JPMorgan の 3 社が決まりました。早ければ 2026 年 10 月の上場が視野に入っており、投資家は企業価値を $2T(約300兆円)以上と見込んでいます。Financial Times によれば $3T(約450兆円)に達するシナリオも一部で検討されているといいます。

ただしリスクもあります。中国発の安価な AI モデルの台頭や規制当局の圧力に加え、米商務省による輸出規制が 2026 年 6 月の業績を一時的に押し下げました。GPU の調達コストやクラウドパートナーへの利益分配、AI サービスの価格競争なども、今後の企業価値評価に影響を与える可能性があります。Q2 の数字はあくまで速報値であり、確定値とは異なる場合がある点にも留意が必要です。