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中国 Z.AI、コーディング特化モデル GLM-5.3 をリリース オープンソース化も予定

中国 Z.AI、コーディング特化モデル GLM-5.3 をリリース オープンソース化も予定
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中国の AI 企業 Z.AI(旧 Zhipu AI)は 2026 年 8 月 14 日、新しい AI モデル「 GLM-5.3 」を正式に公開しました。今回の改良はモデルの基本設計には手を加えず、学習後の調整工程を徹底的に強化することで性能を引き上げたのが特徴です。

プログラムコードを書いたり修正したりする能力は、前のバージョンから 50 %向上したと同社は発表しています。第三者が実施するベンチマーク「 KingBench 3 」では 80 問中 73 問正解( 91.25 %)を達成し、 OpenAI や Alibaba の競合モデルを上回りました。ただし、自社テストでも Anthropic の Claude Fable 5 には届かないと正直に認めており、その姿勢は好感が持てます。

業界でとりわけ関心を集めているのが、セキュリティ分野での実績です。実際のセキュリティ専門家チームと連携してソフトウェアの欠陥を探す作業を行ったところ、 269 のオープンソースプロジェクトから合計 2,436 件の問題を発見しました。驚くことに、そのなかには 1981 年から 40 年以上にわたって見落とされていた欠陥も含まれていました。リリース直後には、開発者に広く使われている AI コードエディタ「 Cursor 」の重大な問題をこのモデルが特定したとも報告されています。

モデルの中身(ウェイト)を誰でも使えるかたちで公開するオープンソース化は、安全性の審査が終わり次第、約 2 週間後を目安に行う予定です。中国の AI 企業が安全上の懸念を理由に公開時期を遅らせるのは異例のことで、研究者からも注目されています。同社は「 Open Source Shield Initiative 」と名付けた取り組みも発表しており、防御的な用途には広くアクセスを開放しつつ、悪用につながりかねない機能は制限する方針を打ち出しています。