音楽生成AIを開発しているUdioが、新しいバージョン「v1.5」をリリースしました。このアップデートにより、生成される音楽の品質が向上したことに加え、トラックをボーカル・ギター・ベース・ドラムなどのパートに分けてダウンロードできる機能が追加されました。
Udio v1.5では、48kHzステレオトラックが提供され、音の明瞭さ、楽器の分離、全体的な音楽性が向上しています。トラックをパートに分けてダウンロードできる「ステムダウンロード」機能は、生成した音楽にさらに外部ツールを使ってリミックスを加えたい場合などに便利です。また、ユーザーは自分のトラックをUdioにアップロードしてリミックスすることができるようになりました。
そのほか、ユーザーが楽曲のキーを指定できるようになる「キーコントロール機能」や、より多くの言語をサポートするようになったことなど、プロのミュージシャンや音楽愛好家にとって嬉しい細かい改良が多数なされています。
Udioは音楽生成AIの分野のトップランナーですが、このv1.5アップデートにより、さらにその地位を強化したと言えます。