- 総合評価:★★★★☆
- コストパフォーマンス:★★★★★
Poeが1つのチャットウィンドウ内で複数の言語モデル(LLM)と同時にやり取りできるようになったということで、早速試してみました。これにより、異なるAIモデルのレスポンスやパフォーマンスを簡単に比較することができ、特定のタスクに最適なツールを見つけることができるようになりました。
Poeでは、OpenAIのGPT-4やDALL-E 3、AnthropicのClaude 2と3、Stability AIのStableDiffusion XL、GoogleのGemini Proなど、人気のモデルにアクセスできます。またユーザーは、Poe上でカスタムAIチャットボットを作成することもできます。
Poeは、月額20ドルのサブスクリプションで利用でき、Web版のほかに、Windows、MacOS、Android、iOSに対応したアプリを提供しています。マルチボットチャットは、Web、デスクトップ、モバイルのいずれでも利用可能です。
Poeは以前から複数のLLMにアクセスできる便利なプラットフォームでしたが、今回の改良によりさらに使い勝手が良くなりました。また、Poeには数百万のユーザーが作成したカスタムボットがあり、柔軟性とカスタマイズ性に富んでいるプラットフォームです。以前ご紹介したWrapperサービスの1つ、と言えるでしょう。
筆者の評価は星4つです。インターフェイスに今ひとつ改善の余地ありと思い、星を1つ減じました。ただ、シンプルなアイディアではありますが、複数のモデルを1つのインターフェイスで使えるのは想像以上に便利です。また、Poeの有料サブスクリプションに入れば、複数の有料モデルを使うことができるので、コストパフォーマンスにも優れていると思います。