MetaがReutersと複数年契約 – AIサービスへのニュース提供

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Metaは、国際通信社ロイター(Reuters)との間で複数年にわたるコンテンツライセンス契約を締結しました。この提携により、MetaのAIチャットボットがReutersのニュースコンテンツを活用して、最新のニュースや時事問題に関するリアルタイムの回答を提供できるようになります。

この提携の主な特徴は、MetaのAIチャットボットがReutersの記事を基にニュースの要約を提供し、ユーザーの質問に対して関連するReuters記事へのリンクを含む回答を生成することです。現時点では、このサービスはアメリカ国内のユーザーのみが利用可能となっています。

現在、MetaのAIチャットボットはFacebook、Instagram、WhatsApp、Messengerで利用可能で、Llamaという言語モデルを使用しています。ただし、Reutersのコンテンツを学習データとして使用するかどうかは明らかにされていません。

この提携はMetaにとって、報道機関との初めての提携となります。Reutersは信頼性の高いジャーナリズムで知られており、この提携によってMetaのAIチャットボットの回答の信頼性が向上することが期待されています。