Google / DeepMind 小売業

Google Maps の「Ask Maps」がホテル予約・料理注文・イベントチケット購入に対応

Google Maps の「Ask Maps」がホテル予約・料理注文・イベントチケット購入に対応
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Google は、Google Maps の AI 機能「 Ask Maps 」に、料理注文・ホテル予約・イベントチケット購入といった新機能を追加すると発表しました。 Google Maps 担当バイスプレジデントの Miriam Daniel 氏がブログ投稿で明らかにしています。

Ask Maps は 2026 年 3 月に Gemini を搭載した会話型の地図機能として登場しました。今回の更新では、地図を「見る」だけでなく、そこから直接注文や予約まで完結できる点が大きな変化です。

料理注文の場面では、例えば「自宅近くでビーガンのアボカドトーストを注文したい」と話しかけるだけで、条件に合ったレストランが表示されます。そのまま Square や Toast などのプラットフォームを通じて注文・決済まで行えます。 Uber Eats との連携は後日追加される予定です。ホテル予約でも同様に、予算や立地の希望を会話形式で伝えると、リアルタイムの空室状況と価格を比較した上でパートナーサイトへ案内してくれます。

注目したいのが「 Personal Intelligence 」機能です。ユーザーが許可した場合に限り、 Ask Maps が Gmail やGoogle カレンダーの情報を参照し、自分のスケジュールに合った提案を受けられるようになります。たとえば出張中の空き時間に合わせた観光プランを提案するといった使い方が想定されます。この機能はデフォルトでオフになっており、利用するかどうかはユーザーが自分で判断できます。過去の会話を記憶する機能も加わり、旅行計画を複数回に分けて進めることも可能です。

展開はまずアメリカから始まり、日本を含む各国へは順次展開される予定です。 Google はこれを「 10 年内で最大の Google Maps の変革」と表現しています。

ビジネスの観点からも見逃せない動きです。これまでユーザーが Maps から DoorDash や OpenTable などの外部サービスへ移っていた流れが、 Google の中で完結するようになります。既存のプラットフォームにとって影響は小さくなく、かつて Google 検索が直接回答を始めたことで多くのメディアのトラフィックが減少した状況に重なります。フランスの規制当局も、こうした仕組みの標準を握る企業が市場を支配するリスクについて警鐘を鳴らしており、今後の規制動向にも注目が集まりそうです。