OpenAI 画像生成・TTI

OpenAI 新モデル「 ChatGPT Images 2.0 」、競合 Google に大差をつけて首位獲得

OpenAI 新モデル「 ChatGPT Images 2.0 」、競合 Google に大差をつけて首位獲得
文字サイズ

OpenAI は 2026 年 4 月 21 日、画像生成モデルの新バージョン「 ChatGPT Images 2.0 」を正式に公開しました。現在、すべての ChatGPT ユーザーおよび開発者向け API から利用できます。

今回の最大の変化は、画像を生成する前にモデルが「考える」プロセスを持つようになった点です。指示の意図を解釈しながら処理を行い、 1 回の操作で最大 8 枚の統一感のある画像をまとめて生成できます。有料プラン( Plus ・ Pro ・ Business ・ Enterprise )では、生成中にウェブ上の最新情報を参照したり、出来上がった画像を自動で見直したりする機能も利用できます。

ビジネス用途で特に役立つのが、画像内の文字表現の改善です。従来は 90 〜 95 % 程度だった文字描画の精度が 99 % 以上に向上し、日本語や韓国語・中国語など、アルファベット以外の文字も正確に表示できるようになりました。資料作成の場面では、スライドやインフォグラフィック、 UI デザインのたたき台なども生成できます。画像サイズも最大 2K 解像度に対応し、縦長・横長・正方形など幅広い比率で出力可能です。

性能評価の面では、 AI モデルの比較サイト「 LM Arena 」において、同モデルが 2 位の Google モデルに 200 ポイント以上の差をつけて首位に立っています。通常、新しいモデル発表で差がつくのは 30 〜 60 ポイント程度であることを踏まえると、今回の差は異例の大きさといえます。

既存ユーザーへの影響として、これまで広く使われてきた DALL-E 2 および DALL-E 3 は 2026 年 5 月 12 日をもってサービスを終了します。これらを業務で使用している場合は、新モデルへの切り替えが必要です。

ただし、現時点では苦手な分野もあります。 2025 年 12 月以降の出来事や新しい製品・人物に関する画像は正確に生成できない場合があります。また、複雑な構造の図解や細かいパターンの繰り返し表現は依然として難しく、重要な用途では人による確認が推奨されます。