- 総合評価:★★★☆☆
- AIによる簡単編集:★★★★☆
- 価格とプラン:★★★☆☆
AdobeのLightroomをご紹介します。Lightroomは、写真の整理と編集を専門とするソフトウェアで、特にプロフェッショナルな写真家や写真愛好家に広く利用されています。
今回、AdobeはLightroomにFireflyの技術を適用し、AIを使用した簡単な編集を行えるようにしました。これにより、写真の中からいらないオブジェクトを消したり、背景をぼかすなどのよく使う簡単な編集であれば、Photoshopを使用しなくてもLightroom内で完結できるようになります。
Lightroomの主な特徴は以下の通りです:
- 写真の整理:大量の写真を効率的に管理するための強力なツールを提供。
- プリセットとバッチ処理:編集設定をプリセットとして保存し、他の写真に一括適用できる。
- クラウド同期:写真をクラウドに保存し、異なるデバイス間でシームレスにアクセスおよび編集できる。
- 高度な編集ツール:露出、コントラスト、色調カーブなどの基本的な編集ツールに加え、AIを活用したマスキング機能やノイズ除去機能も備える。
- 動画編集:最近のアップデートにより、動画の編集機能もサポート。
Lightroomは、Adobe Creative Cloudのサブスクリプションモデルで提供されており、単体プランであれば1TBのストレージを含み月額$9.99で利用できます。一方、PhotoshopとLightroomがセットになったプランは月額$19.99です。
筆者の評価は星3つです。今回Lightroomに適用されたようなAIを使用した簡単な編集であれば、他に無料で使えるツールなどもあります。ただ、もともと想定されているような大量の画像を扱うプロフェッショナルな写真家にとっては、ワークフローの中でシームレスに編集できるため、ありがたいアップデートだと思います。