投稿者: OpenAIが昨年末発表していたGPT-4 TurboがChatGPT（有料版）で使えるようになったとのことで試してみました。GPT-4からのアップグレードであるGPT-4 Turboは、数学、論理的推論、コーディング、ライティングの能力が大きく向上しているとのことです。
筆者は主に文章生成を試してみたところ確かに改善が感じられました。以前は出力される文章が不自然に冗長すぎると感じていましたが、今回のアップデートでその問題がかなり解消されたようです。ただし、それでもAnthropic社のClaude3 OPUSと同等レベルまで追いついただけという印象も受けました。
GPT-4 Turboは、最大300ページのテキストを処理することができ、以前の50ページから大幅に拡張されているようです。これにより、より複雑なプロンプトと応答が可能になります。また、画像プロンプトのキャプションや説明の作成、テキストから音声への変換にも対応しています。
筆者独断の評価は星4つ。GPT-4 Turboは確かに大きく改善されましたが、個人的にはまだClaudeの方が若干いいかな、と感じています。今後は両者を併用してみていい方を使う、という使い方になりそうです。GPT-5のリリースに期待したいと思います。