Zoom は、AI Companion の大幅なアップグレードを発表し、プラットフォーム全体にわたる新しい「エージェンティック」機能を発表しました。このアップデートにより、AI Companion は単なるパーソナルアシスタントから進化し、タスクの識別や実行、意思決定を行う能力を備えたエージェントとして機能するようになります。
注目すべき新機能として、「Zoom Tasks 」があります。この機能は、会議の要約やチャット、メールから自動的にアクションアイテムを抽出し、フォローアップ会議のスケジュール設定や文書作成などのタスクを実行します。Zoom Workplace 内で利用でき、個人やチーム、プロジェクトのタスクを一括管理するためのツールとして機能します。
カレンダー管理機能も強化され、会議のスケジュール調整や最適な時間の提案が可能になりました。また、長時間のビデオ会議から短いクリップを迅速に作成する「クリップ生成」機能や、高度なドキュメント作成をサポートする文書作成支援機能も追加されています。
会議中には、リアルタイムでノートを生成し、トピックやアクションアイテムを追跡することが可能になります。さらに、会議前に AI がテンプレートや過去のアジェンダを基に推奨内容を提供してくれるため、準備の時間が大幅に短縮されます。
業界特化型ソリューションとして、医療、教育などの現場向けの特化型機能も導入されます。例えば、医療従事者向けには臨床ノートの自動生成機能が提供される予定です。
Zoom は 4 月から「Custom AI Companion Add-On 」を月額 12 ドルで提供開始します。このオプションでは、AI Studio によるカスタムエージェント作成、ビジネス用語辞書や独自テンプレートの追加、サードパーティアプリとの統合が可能になります。
これらの新機能はZoomの有料会員向けに 2025 年 6 月までに順次リリースされる予定です。また、 ServiceNow などのサードパーティエージェントとの連携も可能になる予定で、企業独自のニーズに応じたカスタマイズの幅が広がります。