Zapier が「 MCP 」を導入、AI アシスタントの自動化能力を大幅に拡張

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Zapier が「 Model Context Protocol(MCP)」と呼ばれる新たなプロトコルを導入を発表しました。この技術により、AI アシスタントが複雑な API 統合なしで 8,000 以上のアプリケーションと連携し、実際のタスクを実行できるようになります。

MCP は元々 Anthropic によって開発されたオープンスタンダードですが、Zapier はこれを自社プラットフォームに統合し、AI とアプリケーションの連携を劇的に簡素化することに成功しました。通常、アプリ同士を連携させるには個別の API 設定やカスタムコードが必要ですが、MCP を活用することでそのプロセスが大幅に簡略化されています。

Zapier は 2011 年に設立されたアメリカの企業で、コードを書くことなく異なるWebサービス間でデータを自動的に移動させるプラットフォームを提供しています。現在では Salesforce や Google、Dropbox などの 7,000 以上のアプリケーションと連携しており、220 万以上のユーザーが利用するサービスに成長しています。

Zapier の MCP を通じて、AI アシスタントは単なるテキスト生成を超え、メッセージの送信、カレンダー更新、データベース操作、CRM レコードの更新など、30,000 以上のアクションを実行可能になります。しかも、これらすべてがチャットボットを通じた自然言語の指示だけで実行できるようになります。

具体的なユースケースとしては、Slack や Gmail を通じたメッセージの自動送信、Google Sheets や Airtable などのデータベース管理、Google Calendar や Microsoft Outlook を使ったイベントのスケジューリング、CRM システムのレコード更新など、多岐にわたります。これらの自動化によって、業務効率が大幅に向上することが期待されます。

コスト面では、個人利用者は一定の制限付きですが、無料利用が可能です。(1 時間あたり 40 回、1 日あたり 80 回、1 ヶ月あたり 160 回)