Google傘下のWaymo、ロサンゼルスで完全無人タクシーサービスを一般公開

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Googleの親会社Alphabet傘下の自動運転企業Waymoが、2024年11月12日よりロサンゼルスで完全無人車両によるロボタクシーサービス「Waymo One」の一般提供を開始しました。これまで一部のテスター限定で提供していたサービスを、今回、誰でも利用できるように拡大しました。

サービスエリアは、サンタモニカからロサンゼルスの繁華街までの約207平方キロメートルをカバーしており、24時間365日利用可能です。当初は無料で提供され、数週間以内に有料サービスへ移行する予定とのこと。

事前のウェイティングリストには約30万人が登録していたことから、サービスへの高い期待が伺えます。Waymoはこれまでの限定公開中に利用したロサンゼルスの利用者の98%がサービスに満足していると報告しており、提供する自動運転技術への信頼性の高さが示されています。

今後、Waymoはサービスエリアをさらに拡大していく計画です。2025年までにはオースティンとアトランタでUberアプリを通じたサービス提供も予定しており、着実に事業を拡大している様子が見られます。ロボタクシーの競合他社が技術的な面や規制の面で苦戦する中、Waymoは業界のリーダーとしての地位を着々と築きつつあります。