Waymo の無人タクシーサービス ー 現状と今後:2026 年にはワシントン D.C. でも展開へ

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Alphabet 傘下の自動運転技術企業 Waymo が、無人(ロボ)タクシーサービス「 Waymo One 」の展開をさらに加速させています。同社は 2026 年にはワシントン D.C. でもサービスを開始する予定で、すでに自動運転車でのテスト走行を実施しています。年内にさらに多くの車両を投入し、規制当局との協力のもとで安全面や法整備の進展を図る見通しです。

現在展開中の都市:

  1. サンフランシスコ:2022 年後半から乗車開始、2023 年 6 月に一般公開。シリコンバレーエリアなど周辺地域にも拡大中
  2. フェニックス:2020 年から一般向けに完全自動運転の配車サービスを 24 時間 365 日提供。Uber アプリからも利用可能
  3. ロサンゼルス:2023 年 11 月に一般公開。サンタモニカ、ビバリーヒルズ、ダウンタウン LA など広範囲で 24 時間利用可能
  4. オースティン:Uber アプリを通じて利用可能。現状は市内 37 平方マイルをカバーし、今後さらにエリア拡大予定

今後展開予定の都市:

  1. アトランタ:2025 年早期に Uber アプリを通じて一般利用開始予定。現在は Waymo 社員のみ利用可能
  2. ワシントン D.C.:2026 年から Waymo One アプリで完全自動運転の配車サービス提供予定
  3. マイアミ:2026 年のサービス開始予定。現在、現地の天候(特に雨)に対応するためのテスト走行や開発が進行中

安全性については、Waymo によると累計走行距離 1,480万マイル(約 2,380万キロメートル)に基づくデータでは、「ケガを伴う事故や警察に通報される事故は人間の運転よりも発生率が低い」としています。高速道路での完全自動運転のテストも進めており、フェニックスや LA などでは既に Waymo 社員向けに高速道路での無人走行を実施しています。また将来的には、トラック輸送など商用車への応用も視野に入れているようですが、現時点では主に乗用車の配車サービスの利用地域拡大に注力している、とのことです。

車両開発についても、Jaguar I-Pace や Hyundai Ioniq 5 など複数の電気自動運転車を導入し、2024年8月にリリースされた第 6 世代自動運転ソフトでは、センサーの高性能化や悪天候対応が強化されています。自動運転技術の普及を加速させている Waymo の今後の展開に注目です。