米 カリフォルニア州 サンマテオ に本拠を置くゲーム開発会社の Roblox は、テキストから直接 3D オブジェクトや環境を生成できるオープンソース AI モデル「 Cube 3D 」を発表しました。従来の画像ありきの手法とは異なり、「 3D トークン化技術」により、3D オブジェクトをトークン化し、次に来る形状を予測して生成するのが特徴です。
現在ベータ版として提供されている「メッシュ生成 API 」では、シンプルなコマンドで数秒以内に基本的な 3D モデルを作成できます。生成されたメッシュは、テクスチャや色のカスタマイズも可能です。
オープンソース化したことにより、開発者は独自データでの再訓練やプラグイン開発が可能となり、 Roblox 以外のクリエイターにも活用の幅が広がります。今後は、単なるオブジェクト生成からシーン全体のレイアウト予測へと進化し、最終的には「 4D 制作」として、環境やオブジェクト間の相互作用を含む没入型の世界の構築を目指しています。また、テキストに加え、画像や動画などのマルチモーダル入力にも対応する予定です。
この技術は、 3D モデリングを効率化し、小規模なクリエイターにも高度なツールを提供する一方、ゲーム開発の雇用に与える影響も議論されています。 GDC の調査では、開発者の 30% が生成 AI の普及を懸念しており、 2026 年までにゲーム業界の 13.4% の雇用が影響を受ける可能性があるという予測も報告されています。