AIエージェント Perplexity

Perplexity、Personal Computer を全 Mac ユーザーに一般公開

Perplexity、Personal Computer を全 Mac ユーザーに一般公開
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AI 検索サービスを手がける Perplexity が、Mac 向けの AI エージェント「Personal Computer」を 2026 年 5 月 7 日に一般公開しました。同製品は 2026 年 3 月 11 日の開発者イベント「Ask 2026」で初めて披露され、4 月から上位プランの会員と事前登録者に限って先行提供されていました。今回の一般公開により、Mac を持つ有料会員であれば誰でも利用できるようになっています。

Personal Computer という名称ですが、これはハードウェアではありません。Mac にインストールして使う AI ソフトウェアで、端末内のファイルやアプリにアクセスしながら、複数の手順にまたがる業務を代わりにこなしてくれるものです。資料の PDF を読んで要点をまとめたり、複数のスプレッドシートを突き合わせてレポートを作成したり、これまで時間を取られていた定型作業を自動化できます。

macOS 14 Sonoma 以降の Mac であれば動作し、重い処理はクラウド側で行われるため、古い機種でも快適に使えます。同社は Mac mini をオフィスの常時稼働拠点として推奨しており、iPhone で指示を出して Mac 上で実行するといった連携も可能です。アプリは Perplexity の公式サイトからダウンロードする形式で、App Store には現在掲載されていません。

料金は有料プランへの加入が前提です。個人向けの Pro プランは月額 20 ドル(約 3,000 円)、年払いなら 200 ドル(約 30,000 円)で Personal Computer が使えます。上位の Max プランは月額 200 ドル(約 30,000 円)で、GPT-5.2 や Claude Opus 4.6 など最新の AI モデルや Comet AI ブラウザも利用できます。法人向けには月額 325 ドル(約 48,750 円)の Enterprise Max プランが用意されており、監査ログや社内システムとの連携など、セキュリティ管理の要件に対応しています。

Perplexity 社内での実績として、導入からわずか 4 週間で約 3.25 年分の業務量を処理し、人件費換算で 160 万ドル(約 2 億 4,000 万円)のコスト削減を達成したと報告されています。ChatGPT・Google Gemini・Microsoft Copilot といった競合サービスが存在する中、端末内のファイルやアプリに直接アクセスできる点が、Perplexity ならではの強みとして打ち出されています。