NVIDIA Perplexity

Perplexity と NVIDIA、AI エージェントをローカル動作させる「Portable Computer」を発表

Perplexity と NVIDIA、AI エージェントをローカル動作させる「Portable Computer」を発表
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Perplexity は 2026 年 8 月 25 日、NVIDIA と共同で「Portable Computer」を正式に発表しました。AI が自律的にタスクをこなす「AI エージェント」をインターネット上のクラウドではなく、手元のパソコン上で動かせるようにした製品です。もともと 2026 年 2 月 25 日にクラウドサービスとして登場した「Perplexity Computer」を、オフラインでも使えるようにしたものと考えると分かりやすいでしょう。

動作に必要なのは NVIDIA の DGX Spark、または同等程度の高性能な GPU(グラフィックスチップ)を搭載した Linux パソコンです。GPU のメモリは最低 24 GB 必要で、NVIDIA の製品で言うと RTX 3090 以上が目安となります。Windows への対応は 2026 年 9 月を予定しています。NVIDIA の DGX Spark は手のひらサイズに近いコンパクトな筐体ながら、高い AI 処理性能を持つマシンで、価格はメモリ不足による値上がりを経て現在は $4,699(約 71 万円)です。

この製品の最大のポイントは、AI の処理が自分の手元のデバイス内で完結することです。クラウドにデータを送らずに済むため、機密情報を扱う業務でも安心して使いやすくなります。また、処理が手元で終わる分はクレジットの消費もなく、コスト管理の面でも分かりやすい設計です。クラウド上のより高性能なモデルに処理を送りたい場合は、その都度ユーザーが確認・承認する仕組みになっており、意図しないデータ送信を防ぐ配慮もなされています。Google Drive・Gmail・Slack・GitHub といった、ビジネスでよく使われるツールとの連携にも対応しています。

性能面では、Perplexity 独自の評価( 53 タスク)で自社モデルの PPLX 27B が 85.4% のスコアを記録し、他の同種ツールを上回る結果が出ています。

料金は既存の Perplexity サブスクリプションに含まれており、Pro プランが月額 $20(約 3,000 円)、Max プランが月額 $200(約 3 万円)です。当面は有料プランのユーザーが優先されます。

今回の発表は、NVIDIA が Perplexity への出資を検討しているという報道とほぼ同時期に重なっており、両社の連携がさらに強まる可能性もありそうです。AI をクラウド依存から手元へ引き寄せるという方向性は時代の流れに沿ったものですが、利用には 70 万円超のハードウェア投資が必要なため、当面は法人や一部のヘビーユーザーが中心になるでしょう。