- 総合評価:★★★☆☆
- 情報の正確性:★★★★☆
先日、Chrome上でChatGPTの機能を強化するWebChatGPTをご紹介しましたが、今回はその類似サービスであるPerplexityについてご紹介します。
ChatGPTは、公式には2021年までの学習データを使用していると述べているため、最近の情報については答えが間違っていたり、回答できないことがあります。さらに、最新情報でなくても、質問に対して自然な文章で誤った答えを提示されることがあるため、怖さを感じる時があります。(もし十分な知識がなければ鵜呑みにしてしまいます・・)
一方で、Perplexityはインターネット検索を通じて収集した情報を基に回答を作成するため、最新の話題にも対応可能です。さらに、実在するサイトへのリンクも提供してくれるので、参照先のウェブサイトを確認してその情報の真偽を判断することができます。
Perplexityは、先日紹介したWebChatGPTと非常に類似したサービスであり、MicrosoftのBingとも類似点があります。
類似サービスとの比較で感じた印象として、Perplexityは生成される文章が短く、非常に簡潔に回答する点です。出力形式はBingに似ています。一方、WebChatGPTはより長い文章で丁寧に答える印象がありますが、比較的頻繁にエラーが発生することがあります。
それぞれ似た使い方になりますが、出力される答えが若干異なる場合があるため、クロスレファレンスをしたい時など、使い分けるのも良いでしょう。
Perplexityは最近のアップデートにより、GPT4に対応し、個人アカウントの作成が可能になりました。また、参照サイトとしてインターネット全般のほかに学術論文、YouTube、ニュースなどが設定できるようになりました。
筆者の独断評価は3つ星です。GPT4に対応することで若干改善はされましたが、回答される情報量がもう少し多くなると、さらに満足度が高まると感じます。
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