OpenAI、ChatGPTに「Projects」機能を追加 – 会話とファイルを効率的に管理

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OpenAIは「12 Days of OpenAI」イベントの7日目に、ChatGPTの新機能「Projects」を発表しました。この機能により、ChatGPT内に「Project」を作成し、そのProject内でのみ通用するルールを設定することができるようになります。

「Projects」の主な特徴は、プロジェクトごとに、会話の中で参照するべきファイル(PDF、画像、コードなど)をアップロードできる機能、特定のカスタム指示を設定できる機能などがあります。

「Projects」の利用例としては、繰り返し行う作業がある場合、指示や参照すべきファイルなどをあらかじめ設定しておくことで、同じ指示を繰り返す必要がなくなります。AnthropicのClaudeでは7月から同様の機能があり、筆者も様々なプロジェクトを作成し、便利に使っています。ChatGPTも「GPTs」という似たような機能がありましたが、Claudeでお馴染みの形を踏襲することでより使いやすくなりました。筆者としては使いやすくなるので大歓迎の動きですが、他社のいいところを臆面もなく取り入れるあたり、OpenAIの貪欲さが伺えます。

現在、「Projects」はChatGPT Plus、Pro、Teamプランのユーザーが利用可能で、EnterpriseおよびEduプランのユーザーには2024年初頭に提供予定です。