- 総合評価:★★☆☆☆
- ビジュアルの精度と実用性:★☆☆☆☆
テキストに合うビジュアルの画像を自動生成してくれるサービス「Napkin AI」を使ってみました。このツールは、与えられた文章から、フローチャートやマインドマップ、棒グラフなど30以上のビジュアルを自動的に生成してくれます。生成された画像は、その内容を自由に編集することも可能です。
また、最終的に作成した画像は、PNGやPDF、SVGなどの形式でエクスポートすることができ、パワーポイントやワードなどで活用することもできます。
実際に使用してみた結果、確かに文章内容からビジュアルを自動生成してくれますが、その画像が実際に使えるものかというと、現状では少し疑問が残ります。文章の内容によって、生成しやすい文章とそうでない文章があるようで、現時点ではユーザーがその辺りの判断をする必要があります。
Napkin AIは、カリフォルニア州ロスアルトスで創業された企業で、2024年8月にAccelとCRVが主導するシードラウンドで1000万ドル(約15億円)を調達し、サービスをスタートさせています。
筆者独断の評価は星2つです。残念ながら、現時点では使えるシーンは非常に限定的だと感じました。ただ、今後ビジュアルのテンプレートが増え、文章の内容をより適切に理解して、適切なビジュアルを出力してくれるようになれば、もっと使えるツールになると思います。Napkin AIの今後の進化に期待したいと思います。