中国 MiniMax、Claude Opus 級のコーディング性能を 1/20 のコストで実現する AI モデル M2.5 を公開

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中国・上海拠点の AI スタートアップ MiniMax は 2026 年 2 月 12 日、オープンソースの AI モデル「M2.5」を発表しました。総パラメータ数 2,300 億、アクティブパラメータ数 100 億の Mixture of Experts アーキテクチャを採用し、修正版 MIT ライセンスで Hugging Face と GitHub にて公開されています。

M2.5 の最大の特徴は、Claude Opus 4.6 に匹敵するコーディング性能を、1/10 から 1/20 のコストで実現している点です。SWE-Bench Verified では 80.2% のスコアを記録し、Claude Opus 4.6 と同等レベルに達しました。特にツール呼び出しを評価する BFCL Multi-Turn では 76.8% を記録し、Claude Opus 4.6 の 63.3% を 13.5 ポイント上回っています。

価格設定は100万トークンあたり、入力 0.30 ドル(約 45 円)、出力 1.20 ドル(約 180 円)と破格で、4 つのインスタンスを 1 年間 24 時間稼働させても 1 万ドル(約 150 万円)で運用可能です。高速版の M2.5-Lightning は 100 トークン毎秒の処理速度を実現し、他の最先端モデルの 2 倍の速度を誇ります。

M2.5 は独自開発の「Forge」強化学習フレームワークで訓練され、20 万以上の実環境で学習しました。トレーニング中に自然発生した「Architect Mindset」と呼ばれる特性により、コードを書く前にシステム全体を設計する能力を獲得しています。

MiniMax 社内では既に全業務の 30% を M2.5 が自律的に処理しており、新規で書かれたプログラムコードの 80% が M2.5 により生成されています。