マイクロソフトは、AIアシスタント「Microsoft Copilot(旧称Bing Chat)」に、新しいインターフェース「Microsoft Copilot Notebook」が追加されました。従来のチャット形式に加え、Notebookでは最大18,000文字までの長文入力が可能になり、プログラミングコードの生成や、文章の校正・要約など、より幅広い用途での活用が期待されます。
Notebookの主な特徴は以下の通りです。
- 文字数制限の拡大: 通常のCopilotは4,000文字までの入力しかできませんでしたが、Notebookでは最大18,000文字まで入力可能になりました。
- プロンプト編集の容易化: Notebookでは、以前のプロンプトを保持しながら、新しい質問をすることができます。
- チャットダイアログなしでプロンプトを作成・編集・修正: Notebookは、従来のチャット形式ではなく、独立したインターフェースでプロンプトを操作できます。
これらの機能強化により、Copilotはより使いやすく、強力なツールになりました。特に、プログラムのコーディングや長い文章を扱う必要がある場合には、Notebookは非常に便利です。
Notebookは、以下のようなシーンで活用できます。
- エッセイや論文の校正・要約
- 長文のメモの作成
- コードの生成
- アイデアの整理
MicrosoftはNotebookを、まだ正式には発表していないようですが、今後多くのユーザーにとって役立つツールになるでしょう。
最後に、本稿とは直接は関係ないのですが、筆者が1つ以前から気になっている点があります。マイクロソフトは複数のサービスで「Copilot」という名前を使用しているので、どのサービスを指しているのかわかりにくいです。今後、ネーミングの改善を期待したいところです。