Meta、Ray-Banスマートグラス向けに新機能を追加するソフトウェアアップデートを発表

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Metaは、Ray-Banスマートグラス向けに新機能を追加するv11ソフトウェアアップデートを発表しました。このアップデートには、「Live AI」、「Live Translation」、「Shazam Integration」の3つの主要な新機能が含まれています。

Live AI機能は、スマートグラスに搭載されたカメラを活用して周囲の環境をリアルタイムで認識、ユーザーがウェイクワードを使わずに自然な会話形式でAIアシスタントとやり取りできるようにします。例えば、食材を見ながらレシピの提案を求めたり、ガーデニングのアドバイスを受けたりすることが可能です。この機能は、1回の使用で約30分間利用可能で、現在はMetaのEarly Access Programのメンバー限定で提供されています。

Live Translation機能は、英語、スペイン語、フランス語、イタリア語の間でリアルタイムの音声翻訳を提供します。翻訳された内容は、スマートグラスのオープンイヤースピーカーを通じて音声で聞くことも、スマートフォン上でテキストとして確認することもできます。

Shazam Integrationにより、ユーザーは「Hey Meta、この曲は何?」と尋ねるだけで、周囲で流れている音楽を認識することができます。この機能は、アメリカとカナダのすべてのユーザーが利用可能です。

MetaのスマートグラスはRay-banとの提携により、外観がとてもナチュラルでスタイリッシュに仕上がっています。また実際に使っている人からの評判も上々で、重さも通常のサングラスと比べて5g重いだけと、つけ心地もいいようです。Metaは、スマートグラスを「AIネイティブデバイス」として位置づけており、AI技術を日常生活にシームレスに統合することを目指しています。