Ideogram、画像生成AI「Ideogram 2.0」をリリース – テキスト描画能力が大幅に向上

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画像生成AIのIdeogramが、2024年8月21日にバージョン2.0をリリースしました。この新バージョンでは、特に画像内のテキスト生成精度が大幅に向上しています。

Ideogramは従来から他の画像生成AIと比べて画像内のテキスト描画能力に優れていましたが、Ideogram 2.0ではその性能がさらに強化されました。ロゴ、看板、タイトルなど、画像に文字を自然に組み込む能力が向上し、デザイナーやマーケティング担当者のニーズに、より適切に対応できるようになりました。

また、Ideogram 2.0ではその他の新機能も多数導入されています。生成する画像のトーンを5つのスタイル(一般、リアリスティック、デザイン、3D、アニメ)から選択できる「スタイルオプション」機能や、入力したテキストプロンプトを自動的に拡張する「マジック・プロンプト」機能、生成画像の色調を細かく指定できる「カラーパレット制御」機能などが追加されました。

Ideogram社の自社調査によると、Ideogram 2.0はOpenAIの「DALL-E 3」やBlack Forest Labsの「Flux Pro」を性能面で上回っているとされ、特にテキスト描画能力において顕著な差が見られたとのことです。

料金プランは3種類用意されており、無料プランでは1日あたり最大40枚の画像生成に相当するクレジットが付与されます。有料プランのBasicプラン(月額8ドル)とPlusプラン(月額20ドル)では、より多くの画像生成クレジットが付与されます。

Ideogram 2.0は、テキスト処理能力の大幅な向上と新機能の充実により、AI画像生成ツールの分野で注目を集めています。