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【 Breaking News 】WAIC上海で Huawei が独自開発の大規模 AI インフラを披露

【 Breaking News 】WAIC上海で Huawei が独自開発の大規模 AI インフラを披露
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Huawei は 7 月 16 日、上海で開催された世界人工知能会議(WAIC 2026)の会場で、大規模AIシステム「Atlas 950 SuperPoD」を初めて一般公開しました。

Atlas 950 SuperPoD は、Huawei が独自に開発した Ascend 950DT チップを最大 8,192 枚組み合わせた、データセンター規模のAI処理システムです。160 台のキャビネットが約 1,000 平方メートルのフロアに並び、すべてが光ファイバーで接続されています。同社によれば、AI処理に広く使われる FP8 形式で 8 EFLOPS、より効率的な FP4 形式では 16 EFLOPS の演算性能を持ち、搭載メモリは合計 1,152 TB に達するとのことです。

Huawei は、NVIDIA の最新AIシステム「NVL144」と比べて演算性能で 6.7 倍、メモリ容量で 15 倍優れると主張しています。ただし、こうした比較数値はあくまで Huawei 自身の発表に基づくものであり、中立的な第三者による検証はまだ行われていません。

技術的な特徴の一つが、独自開発のメモリ共有技術「UnifiedBus 2.0」です。通常、大規模システムでは多数のチップがネットワーク越しにデータをやり取りしますが、UnifiedBus 2.0 では 8,192 枚のチップ全体が一つの巨大なメモリ領域を共有し、あたかも 1 台のコンピュータのように動作します。この仕組みにより、チップ間の通信ロスを抑えた高効率な処理が可能になるとされています。

商用販売の開始は 2026 年第 4 四半期が予定されています。Huawei はさらに大規模な上位モデルとして、Ascend チップを 52 万枚以上統合する「Atlas 950 SuperCluster」や、100 万枚超を搭載する「Atlas 960 SuperCluster」も発表しており、次世代 Ascend 960 シリーズは 2027 年末、Ascend 970 シリーズは 2028 年末の提供を見込んでいます。

今回の展示が注目を集めるもう一つの理由は、米国製の部品を一切使わずに構築されている点です。米国による輸出規制が続く中、Huawei が世界水準のAIシステムを自力で開発・製造できることを示す象徴的な出来事として受け止められています。一方で、開発者向けのソフトウェア環境は NVIDIA の CUDA と比べてまだ成熟途上にあるとの見方もあり、実際の導入や活用がどこまで広がるかは、今後の動向を見守る必要があります。