Google は 2026 年 5 月 7 日、AI 健康管理サービス「Google Health Coach」の一般公開と、新型フィットネストラッカー「Fitbit Air」の発売を発表しました。
Google Health Coach は、Gemini を活用した個人向けの健康管理アシスタントです。日々の運動記録や睡眠分析、食事管理をまとめて担い、テキストや音声での入力に加え、食事の写真を撮るだけで自動でカロリーや栄養の偏りなどを把握してくれます。米国では医療機関との連携により、処方薬や検査結果も踏まえた、より踏み込んだアドバイスが受けられます。5 月 19 日から段階的に提供が始まり、5 月 26 日に全面公開となります。
料金体系はシンプルで、「Google Health Premium」(月額 9.99 ドル〈約 1,499 円〉または年額 99 ドル〈約 14,850 円〉)に加入するとサービスが受けられます。また、すでに Google AI Pro や AI Ultra を契約しているユーザーは、追加料金なしで利用可能です。なお、長年使われてきた Fitbit アプリは 5 月 19 日に終了し、Google Health アプリに統合されます。
同時に発表された新デバイスの Fitbit Air は、ディスプレイを省いたシンプルなリストバンド型のトラッカーです。センサー部分の重量は約 5 グラムで、従来モデルより大幅に小型・軽量化されており、着けていることをほとんど意識しない装着感が特徴です。心拍数や不整脈の検出、血中酸素濃度、睡眠ステージなどを 24 時間計測でき、バッテリーは最大 7 日間持ちます。5 分の充電で 1 日分の電力を補える急速充電にも対応しています。価格は標準モデルが 99.99 ドル(約 14,999 円)、NBA 選手のステフィン・カリーと共同デザインしたモデルが 129.99 ドル(約 19,499 円)で、5 月 26 日に発売されます。
AI 健康管理の市場では、Microsoft が 2026 年 3 月に「Copilot Health」を、OpenAI が 2026 年 1 月に「ChatGPT Health」を投入しており、主要プレイヤーの競争が本格化しています。Google Health のゼネラルマネジャーである Rishi Chandra 氏は、Apple Watch など他社デバイスのユーザーにも AI コーチング機能を広げていく意向を示しており、ハードウェアを問わず使えるプラットフォームとしての地位を狙っています。
