Waymo が 160 億ドルの資金調達を完了、企業価値は 1260 億ドルに到達

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Alphabet 傘下の自動運転企業 Waymo は 2026 年 2 月 2 日、160 億ドル(約 2 兆 4000 億円)の資金調達を完了したと発表しました。これにより同社の企業評価額はポストマネーで 1260 億ドル(約 18 兆 9000 億円)に達し、2024 年 10 月の前回ラウンドにおける 450 億ドル(約 6 兆 7500 億円)から 2 倍以上に増加しました。

今回の資金調達は Dragoneer Investment Group、DST Global、Sequoia Capital が主導し、Andreessen Horowitz、Mubadala Capital、Silver Lake など大手投資家が参加しました。筆頭投資家である Alphabet は引き続きマジョリティ投資家の地位を維持しています。

Waymo は 2025 年に 1500 万回の配車を提供し、現在米国 6 都市で週 40 万回の有料配車を実施しています。同社の自動運転システムは累計 1 億 2700 万マイル(約 2 億 400 万キロメートル)を走行し、重傷事故を 90% 削減したと報告しています。保険会社 Swiss Re との調査では、物損請求を 88%、人身傷害請求を 92% 削減したことが判明しました。

同社は 2026 年に米国内でダラス、デンバー、デトロイトなど 10 都市への展開を予定しているほか、ロンドンと東京でも年内に商業サービスを開始する計画です。共同 CEO の Tekedra Mawakana 氏と Dmitri Dolgov 氏は「統計的に人間の運転よりも優れた安全性の基盤の上に商業的な現実をスケールしている」と述べています。

一方で、12 月にテキサス州でスクールバスの違法追い越しによるソフトウェアリコールが発生し、カリフォルニア州サンタモニカでは子供との接触事故により国家道路交通安全局の調査対象となるなど、課題も残されています。