米Block、オープンソースのAIエージェントフレームワーク「 Goose 」を発表

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Twitter の創設者であるジャック・ドーシーが率いるフィンテック企業 Block は、2025 年 1 月に「 Goose 」というオープンソースの AI エージェントフレームワークを発表しました。これは、開発者が複数のプラットフォームやシステムで動作する AI アシスタントを構築・展開できるようにするツールです。

Goose はオープンソースで提供されており、商業利用や学術利用が自由に行えます。また、OpenAI の GPT や Anthropic の Claude など、さまざまな商用モデルとオープンソースモデルに対応しています。

拡張性も高く、GitHub、Google Drive、JetBrains IDEs など多くのアプリケーションやツールと接続可能です。これらの拡張機能は「 Model Context Protocol ( MCP ) 」に基づいて構築されており、開発者が新たな拡張機能を作成することもできます。

Goose は主にソフトウェア開発タスクの自動化を目的としています。Block では約 1,000 人のエンジニアが Goose を内部利用し、生産性を約 20 % 向上させたと報告しています。