OpenAI、ChatGPTの新機能「Canvas」を全ユーザーに開放 – AIとの共同作業を効率化

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OpenAIは「12 Days of OpenAI」イベントの4日目に、ChatGPTの新機能「Canvas」を全ユーザーに開放することを発表しました。以前はPlus会員などの有料ユーザーのみが利用可能でしたが、今回の更新で無料ユーザーも利用できるようになりました。

Canvasは、ChatGPTに統合された新しいインターフェースで、執筆やコーディングの共同作業を効率化するために設計されています。左側でChatGPTとの対話を行い、右側で生成されたコンテンツやコードを編集・確認できるサイドバイサイド(分割画面)のワークスペースを提供し、リアルタイムでAIと共同作業が可能です。

執筆支援としては、テキストの長さやトーンの調整、読みやすさの改善が可能で、特定の文章部分にコメントを追加し、AIからのフィードバックを受け取るインライン編集機能もあります。コーディング支援では、Pythonコードの直接実行が可能になり、リアルタイムで出力結果を確認できます。また、デバッグやエラー修正をAIが支援し、matplotlibなどのライブラリを用いたグラフ描画も可能です。

Canvasは今回、カスタム GPT とも連携可能になりました。OpenAIは、ユーザーからのフィードバックをもとにCanvasのさらなる機能向上を目指しており、執筆やプログラミングの効率を大幅に向上させるインターフェイスとして注目されています。