OpenAIの企業向けサービスが100万人の有料ユーザーを達成、AIによるビジネス変革を牽引

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OpenAIは、ChatGPT Enterprise、ChatGPT Team、ChatGPT Eduなどの企業向けサービスにおいて、有料ユーザー数が100万人を突破したと発表しました。この数字は、AIを活用したビジネスソリューションへの需要が急速に高まっていることを示しています。

2024年4月時点では60万人だった有料ユーザー数が、わずか数ヶ月で100万人に増加しました。ChatGPT Enterpriseは2023年8月に、ChatGPT Teamは2024年1月に、ChatGPT Eduは2024年5月にそれぞれ導入されました。有料ユーザーの約半数がアメリカの企業で、その他ではドイツ、日本、イギリスでの利用が多いとされています。

ChatGPT Enterpriseは高度なデータ分析機能や強化されたプライバシー保護機能を提供し、ChatGPT Teamは中小企業向けに設計され、チーム内でのコラボレーションを促進するための専用ワークスペースを提供しています。これらのサービスは、研究データの収集、コンテンツの作成・編集、アイデア創出などに広く活用されています。

OpenAIが実施した4,700人のビジネスユーザーを対象とした調査によると、92%が生産性が向上したと回答し、88%のが時間の節約、75%のユーザーが創造性とイノベーションの面で貢献していると報告しています。

この100万人という数字は、わずか3年前にはほとんど存在しなかった市場で達成されたものです。OpenAIの急速な成長と影響力の大きさを示しているといえます。

最近、株式市場では、AIがお金を生むことができるのか?というところが疑問視されていますが、企業は引き続き、着実に生成AIの導入を進め、業務の効率化、創造性の向上、生産性の向上を図っていくことが予想されます。