Groq、最新マルチモーダルAIモデル「LLaVA v1.5 7B」を発表

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米国のマウンテンビューに本社を置くAIチップメーカー、Groq社が、画像、音声、テキストを同時に処理できる新しいマルチモーダルAIモデル「LLaVA v1.5 7B」を発表しました。このモデルは、視覚的な質問への回答、画像の説明文作成、文字認識など、様々なタスクに対応できます。

LLaVA v1.5 7Bは、小売業、ソーシャルメディア、カスタマーサービス、製造業、金融、教育など、幅広い分野での活用が期待されています。例えば、小売業での在庫管理や製品推奨、カスタマーサービスチャットボットの強化、製造業での品質管理プロセスの自動化、教育分野でのパーソナライズされた学習体験の提供など、様々な分野で活用が期待されます。

Groq社は、このモデルを自社のAIチップを用いたクラウドプラットフォーム上で提供しています。特筆すべきはその処理速度で、さまざまなタスクを非常に高速に処理をすることができる点です。また、Groq社は最近、Meta社とも提携し、同じく自社クラウド上で最新のLlama 3.1モデルも高速化することに成功しています。

LLaVA v1.5 7Bの登場は、マルチモーダルAIの発展における大きな一歩です。Groq社の高速なハードウェアと革新的なソフトウェアにより、人間とAIのやり取りがよりスムーズで自然になることが期待されます。