投稿者: AIを活用したコードレビューツール「CodeRabbit」が、現地時間8月14日、シリーズAラウンドで1,600万ドル（約23億円）の資金調達を完了しました。CodeRabbitは、GitHubやGitLabと統合可能で、自然言語でのコード説明、セキュリティの脆弱性検出、プログラムの品質向上のための提案などを行うことで開発者の生産性向上に貢献します。
CodeRabbitは、Y Combinatorの2023年冬期（W23）バッチの卒業生で、Y Combinatorのプログラムで得た知識やネットワークが成長の一助となっています。サービス開始から1年足らずで600以上の組織に有料で利用され、GitHubとGitLabの両方で最もインストールされているAIアプリの1つとなっています。
現在、CodeRabbitは1,300以上のGitHub組織にインストールされていて、1日に2,000以上のリクエストを処理（レビュー）しています。当初は中小企業や中堅企業で主に使用されていましたが、現在は大企業市場への展開を図っており、複数のフォーチュン500企業とPoC（プルーフオブコンセプト）テストを実施中です。
今回の資金調達では、Khosla Ventures、Insight Partners、Y Combinatorがリード投資家となりました。調達資金は、プロダクト開発の加速、チームの拡大、マーケティング活動の強化に使用される予定です。