投稿者: - 総合評価：★★★★☆
- 特定知識内で活用できる：★★★★★
AIアシスタントClaudeに新たに追加された「Projects」機能を試してみました。この機能では、1つのProjectを作成し、そのProject内で使用する知識として複数のファイルや文章をアップロードしてClaudeに与えることができます。そして、そのProject内ではアップロードした知識をもとにClaudeに質問したり、文書やコードを生成させたりすることが可能です。
各Projectには最大200,000トークン（約500ページ分の本に相当）のコンテキストウィンドウが用意されており、文書やコードなどをアップロードできます。この機能は現在、有料プランのClaude ProとTeamユーザー向けに公開されています。
筆者は実際に複数のドキュメントファイルをアップロードし、それらを横断的に要約したり、質問したりして使用してみました。アップロードしたファイルの中からのみ答えてくれるので、特定のドメインに特化した使い方ができて非常に便利です。また、コーディングなどを行う際にも、関連するドキュメントをアップロードしておけば、より効率的に作業ができるでしょう。
筆者独断の評価は星4つです。筆者は、PDFファイルをアップロードしたところ、すぐにコンテキストウィンドウの容量がいっぱいになってしまいました。今後ウィンドウサイズがさらに拡大されれば、より多くの知識を活用できるようになり、使い勝手はさらに良くなると期待されます。